住宅街はダンジョンだった。20年経っても友達の家が覚えられない理由

道が覚えられない、というだけでなく車の運転も下手。
長い間、不器用&方向音痴なだけだと思っていたのですが、どうやら発達の特性が関係しているようです。

何故、道が覚えられないのか?

「次の信号を右に曲がって、その先のコンビニの角を左」というような、情報を一時的に保持する力をワーキングメモリといいます。
そして、ここが弱くなってしまいがちなのがADHDの特徴。

とくに住宅街が苦手で、似たような景色がずっと続くので本当に迷います。まさに高難度ダンジョンのよう。

しかも運転という行為そのものに、脳のリソースをほぼ使ってしまう。
結果、自分がどこを走っているのか分からなくなってしまいます。

私はまさにそのクチで、運転だけでいっぱいいっぱい。

その一方で、車内はプライベート空間でもある。コーヒーを飲んだりお菓子食べたり、一人カラオケしたりと好き勝手に満喫してました。

しかし、とある冬、真夜中の国道でのことです。
そのときも車内カラオケで盛り上がっていて、ちょうどサビを熱唱していた瞬間。
思い切りスリップして、反対車線に飛び出してしまった。

「あっ、死んだわコレ」

そして雪壁に車の側面をこすり、上下ひっくり返った状態になってようやく止まりました。運転席の窓から這い出て、ようやく生きていることを実感。
遅れて怖さが押し寄せました。

そのときは自損事故で済みましたが、対向車がいたら私は今ここにいなかったでしょう。

以来、車中でのカラオケは封印しました。

それから、頭の中で地図を描くことも苦手。

同じ道でも覚えられなかったり、自分がどっちの方向を向いてるのかすぐ分からなくなって真逆の方向に行ったりしてしまいます。

そして、車幅もきちんと把握できていないために、バック駐車も苦手だったりします。

家の車庫がぎりぎりのスペースしかなかったため、思いっきり後ろのバンパーぶつけました。

ぶつけた瞬間、
「あっ、今なんかイヤな音したな…」
で、車を降りて後ろを確認。
「またやっちゃった…。まぁいいか…」

昔から何回もぶつけているので、悲しい事にぶつけ慣れてしまっています。
家だから、気が抜けてしまってるんですよね。
さすがに外の駐車場では気をつけています。

車の運転はマルチタスクそのもの

車の運転って、実はかなり高度なことをしてるんです。

スピードの調整、ハンドルの操作、歩行者の有無…そりゃ、運転するだけでいっぱいいっぱいにもなるってものですね。

先日、同僚や上司を車に乗せて研修会場まで送迎したのですが、だいぶ不安な運転をしていたらしく…けっこう突っ込まれました。

車線変更したら、前に車いないんだからもっとすんなり行けるだろ、とか、合流したがってる車を入れてあげられなかったり。

話しながら運転してたから、気がつかなかったんです。

こんな具合に、他に注意がそれると運転がおろそかになりがちなのが困りものです。
幸い、人身事故などは起こしていませんが。
無謀な運転だけはしない、ということだけは肝に銘じています。

というかそもそも、スマホやナビがあるなら道を覚える必要もありません。
(ただし、ナビに気を取られすぎないように音声案内メインで使う必要はあります)

大切なのは、とにかく事故らないこと。
当たり前ですが、道はすべて繋がっているのでいつかは目的地につくのです。

運転技術に自信がなくても、あせらず、急ハンドルや急ブレーキを踏まない。

運転中は運転だけに集中する(ここがいちばん難しい)


私は、免許更新の講習があった直後はかなり集中するんですが、すぐ慣れてしまって「まあ大丈夫だろう」と思ってしまう。

困ったことになかなか学習しないんです。事故ってるくせに。

運転していると、時々事故を起こしている車をみかけます。

そのたびに、ハンドルを握り直して気合を入れるようにしています。少し不謹慎かもしれませんが、「人のふり見て我がふり直せ」

地図を覚えられなくても、自分に帰る場所があることだけ忘れないようにしたい、と思います。


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