私はひどいあがり症に悩まされている。
昔から人見知りでコミュ障ではあったので、たくさんの人の前で喋るのは苦手だった。それが年を重ねるにつれてひどくなり、どもったり声が掠れたり、手が震えて冷や汗が止まらなくなる。
その動揺を悟られないように、自分を落ち着けようとすればするほど余計に緊張してしまう悪循環に陥ってしまう。
しかし、仕事上人前で喋らなくてはならないシーンも多く、いろいろと対策を調べていた。
そこで今回は、あがり症対策として効果のあったものをいくつかまとめてみた。
同じようにあがり症に悩まされている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
①目線をずらして遠くを見る
大勢の人の視線が自分に集中しているのを感じると、いやがうえにも緊張してしまう。そこで目線をずらしてなるべく遠くに焦点を合わせてみよう。「今日の夕飯なんにしょうかな~」と全く関係ない事を考えるのもおすすめだ。
②薬指と中指をぎゅっと握る
こぶしを軽く握った状態で、薬指と小指の2本だけ力を込めてみる。
すると、腹が据わって落ち着いて喋れるようになる。これも簡単なのでおすすめ。
③深呼吸を意識しすぎない
緊張している状態で深呼吸をしようとするとかえって呼吸が浅くなってしまうので、あまり意識せずに普通にしていた方がよいそうである。
④薬を飲む
実はあがり症には薬がある。
ビセレクト(メインテートジェネリック)といって、心臓のドキドキや発汗、手の震えを抑える効果のある薬だ。緊張しそうな場面に立つ1時間くらい前に服用するとよい。私にとってはお守りというか、実質これが最適解と言っていい。しかし薬なので当然副作用もある。私は経験したことはないがめまいや立ちくらみなどの症状が出ることもあり、また妊娠中の女性などは服用を禁止されている。 購入の際は、注意書きをよく読んでほしい。
以上4点、人前でプレッシャーを感じやすい人の助けに少しでもなれれば幸いである。

コメント